目的を、心が動く体験へ。

技術を、使われるかたちへ。

TOMOREVIEW SITE

2025.6.24

Development / Motion Design

TOMORE

【担当領域・概要】

野村不動産の新ブランド「TOMORE」のブランドサイトに、フロントエンドエンジニアとして参画しました。新しいひとり暮らしの価値を提案するブランドの立ち上げに対し、社外案件では初となるVue.jsを用いたSPA構成を自ら提案・導入。ブランドの世界観を、シームレスな画面遷移とインタラクションを通じた一貫したWeb体験として実装しました。

【背景と課題】

新ブランドにとってWebサイトは、世界観や価値を初めて体験してもらう重要な接点でした。印象に残るビジュアルやインタラクションが求められる一方、表現を複雑にするほど表示速度や操作の快適性を損なうリスクがありました。

また、デザイナーが意図する情緒的な演出を、離れた拠点のチームと認識を揃えながら、実装可能な仕様へ変換する必要がありました。

【取り組み・解決策】

画面ごとに体験が途切れない構成を目指し、Vue.jsによるSPAを提案しました。滑らかなスクロールアニメーションとシームレスな画面遷移を組み合わせ、ブランドの先進性を一つの連続した体験として設計・実装しました。

関西支社のシニアデザイナーとは、モックアップ段階からオンラインミーティングを重ね、演出の意図、動きの速度、操作時の心地よさを具体的にすり合わせました。技術的な制約を理由に表現を早期に狭めるのではなく、アニメーションの品質とサイトの軽量性を両立できる実装方法を検証しながら、実現可能な形を探りました。

【プロセスの特徴・成果】

デザイン完了後に仕様を受け取るのではなく、表現をどう成立させるかを考える段階から並走しました。デザイン意図と実装上の制約を往復し、インタラクションの細部まで検証・調整することで、ブランド体験としての質と閲覧時の快適性を両立しました。

本案件は社内クリエイティブアワードで2年連続の金賞を受賞しました。また、Vue.jsを用いたSPA開発の知見を社内に蓄積し、以降の案件における表現・技術選定の幅を広げる契機となりました。